「あ~、キュンちゃんだー!!」 声に振り向くと小学1年生くらいの男の子がいる。 ちょうど生え変わりの時期なのか、前歯が2本欠けている。 『知ってるの?』 「うん、僕知ってるよ。 それ、河童のキュンちゃんでしょ?」 少年と同じ目線の高さになるように腰を落とし、尋ねるとニコニコと笑いながら答えてくれる。 元気の良さそうな子だ。 「キュンちゃん?☆」 由依も会話に加わってきた。