私こそ光る☆君 ~ライブツアー編~

『ねぇ由依、これちょっとまずくない?』


慌てる私に対して由依は、


「んー、そうかも~☆」


という落ち着き様。


どうやったら、そんなに暢気になれるのか……?



『絶対まずいって。

ねぇ、そろそろ出ようよー』


カメラのフラッシュが眩しい。

集まった客たちが何かのイベントと勘違いして、携帯電話のカメラで撮影しているのだ。


「う~ん、でも僕まだ買う服決めてない☆」


こうして押し問答をしている間にも人の波は押し寄せてくる。



「キャー!!

由依くん最ッ高!!」


「光様ー!!

こっち見てください」