私こそ光る☆君 ~ライブツアー編~

一番回復が早かったのは由依だった。


「ねぇ、でも僕それじゃつまんないよー☆」


膨れっ面で紫水を睨んでいる。


「そうだな、ボケッと突っ立てるのもアホらしい」


待つの嫌いだもんね、遥。


「俺、別にいい……」


そう言う清龍は勝敗に、いやこのゲーム自体に興味が無いように見える。


「退屈なら連絡するまで遊んでいていいよ」


本当の性格はおくびにも出さず、爽やかに提案する紫水。


「ホント!?

じゃあちょっと遊んで来るね。

ヒカちゃん行こっ☆」


紫水の言葉を聞いた由依はすかさず私の手をつかみ、駆け出す。