「それって明らかにレギュラーチームさんの方が有利だよね?

ハンデとかないの?☆」


ハッ!!

そういえばそうだ!!


横で紫水が頷いている。


抜け目ない紫水が気づくのはともかく、由依も可愛い顔してなかなか鋭いんだ。


「そうおっしゃると思いまして、今回は特別ルールをご用意いたしました」


「なら早く言えよっ」


すかさずつっこむ遥。


あら、遥なんか機嫌悪い?

朝食とってないから、カルシウム不足なのかな?