前は、
あの二人を見てると漫画みたいで


佳茄が泣いてる時に
雅が隣にいて、

すれ違う時に
雅が佳茄の頭に
"ポン"
と手をのせたりしてて、


「ただで
漫画が読めてる~」


とはしゃいだものだったが、
今は辛いだけだった。


でも、
私は決めていたんだ。

彼女がいる人は
絶対に好きにならない。

だって、
付き合える確率めちゃくちゃ低いじゃん!!

そんな不利益な
恋はしないと決めてたはずなのに…………。