私はどれだけ…海斗を傷つけた?私は海斗にいろんな事を教えてもらった。

ありがとう…。でも…このままじゃみんなが不幸になる…



気づけば私は、海斗の家に来ていた。
インターホンをおす。


「はーい」
海斗だぁ!

「海斗…。ちょっといい?」

「うん?何かあったのか?」

「違う。けど…今日は話があって…」

「うん?」


第一声がでない…。


「海斗」

「ん?」

「別…れよ」
声が震える…。

「何で?」

「それは…」

「何でだよ」

海斗怒ってる。当然。でも…幸せのため!?


「私、海斗といることに疲れた」

そんなの嘘。
幸せで…幸せで…たまらなかった。