君の全てを教えて。





スーパーに行き
食材を買う。



このところコンビニ弁当
しか食ってないもんな。



心なしかチラチラ
いろんな人から見られてる気がするけど。



そんなに男の俺が
ここに1人でいるのが
変かよ・・




「あの・・
竹本優斗先輩ですよね?」



ふと後ろから
声を掛けられる。



振り向くと同じ学校の
制服を着た女子が2人いた。




「あ、うん・・
そうだけど。」



「あっ、やっぱり・・」




新入生だろうか。
まだ制服の着慣れていない感じがあった。



「あっ、あの私達
優斗先輩のファンで//」



「ファンって・・?」




俺は苦笑いをしながら
言った。




「あの・・
ファンクラブの・・」




えw
ファンクラブ(゚Д゚)?w
←思考停止




「えと・・
なにそれ?」



「優斗先輩のファンクラブです!あたし写真も
あります!!」



と言い鞄から取り出された俺の写真。



いや、見せられても・・



少し引き気味に俺は
後ずさった。




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