ACcess -焔-

君は少し神妙な顔になった。
似合わない…なんて言ったらいつもの顔になった。
「だーから、チートだったらやっちゃいけないことだろ?
 でもさ、裏技ってなると認められてる気がするんスよね。」
「…認めた?」
「だってほら…普通のゲームだって裏技ってあるじゃんか?
 攻略本にも載ってる訳だし…そうなると、公式が公認しちゃってるじゃん?
 本当はさ、自力で超えなきゃいけないのにさ!」
「…認められた逃げ道、ね。」
「そそっ!
 チートはゼロから作るって感じ。裏技は加工するってイメージかな?」

君の自論で言うならば、その裏技とやらは構築し直すというところか。
でもそれはやはりチートと変わらないんではないだろうか?

ふぅ、息を吐いた。
「チートはやはり改造することを指すんだ。
 忍のはやっぱり増やしてるからチート。
 裏技は…そうだな、忍の好きなレッド・ドラゴンの簡単な倒し方とか。」
「えぇー!?それはプレイヤーの腕の問題じゃないんスか!?」
「…この前苦戦してたじゃないのか?」
「それとこれは別ー。」

いや、一緒だろ。

やはり、裏技は元になっている公式を壊さない範疇(はんちゅう)で行われる行為。
ゲーム内のデータをいじるものではない。