「よかったね、李呼」
「うん、へへ///」
つい、頬が緩む。
頬に当てた氷も、すぐ溶けてしまいそうなくらい顔が熱い。
……なんでだろう。
なんで
朱里のそばにいたいと思うんだろう…
「……じゃ、今から病院行ってくるわね。
先生には、二人のこと
言っておくから」
「はい。
ありがとうございます!!」
保健の先生は、優しく笑って
保健室をあとにした。
朱里は、まだ椅子に座ってる。
「李呼、ちょっと」
「……?」
朱里に呼ばれて、近寄る。
「明日、デートしような?
約束だから」
「え?骨折してるのに……」
あたしが言うと
明らかに不機嫌そうな顔をして
「そんなの関係ない」
と、睨まれた。
……そうかなぁ…
「李呼は頬、大丈夫?」
「うん。朱里に比べたら全然大丈夫だよ」
笑って言うと
微笑んだ朱里。
.

