「先生、頬を冷やしたいんですけど…」
「あら、どうしたの?」
先生は、氷を
準備しながら言った。
「ちょっと、バレーで
ボールが当たって…」
うわ、絶対
朱里にバカにされるよ。
「……プッ、バカだな。
お前、体育オンチなんだ?
なんか、意外〜」
………ほら…
「出来ないんじゃなくて
やる気がないだけ!!!
ちょっとかすっただけだもん。
ね、舞結っ!!」
「え?……うん?」
いきなり話を振られて
ビックリした様子の舞結。
「それより、明日も授業あるし…
どうすんの?」
「えーと……どうしよ?
まず、ペンが持てないし」
……それに
その所為で、朱里のテストに影響が出たら……
勝負にならないっ!!!!
「……ちょっと、舞結…」
あたしは舞結を呼んだ。
ヒソヒソと話す。
「……あたしが…
サポートしてあげたり…
出来るかな…??」
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