「うん、ありがとう」
そのあとすぐに授業が終わった。
あたしと舞結は保健室に直行。
「失礼しまーす」
中には
手当てされてる男子が……って
「あれ、李呼じゃん」
「ぁ、朱里!?
どうしたのその指!!」
手当てされてるのは
指に包帯を巻いた朱里だった。
「ぁ……これ?
体育で柔道やったら
骨折した」
……骨折!!?
「正確にはヒビが入ってるのよ。今から病院。
打ち所が悪かったから、中指と薬指の二本ね」
保健の先生が
詳しく教えてくれた。
「……それ、利き手?」
「うん、左だから利き手。」
左利きなんだ…って……
「それじゃ、何にも出来ないじゃん!!!」
「そうだね……
でも、何とかなるし。
で、李呼はどうしたの?」
ぁ、そうだった。
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