あたしが溶けちゃうよ……


なんだか恥ずかしいから

目を反らす。




「よし、泳ごうっ☆」


「……浮き輪?」




あたしが浮き輪を持って
はしゃいでいると


朱里がニヤニヤしながら
近づいてきた。



その顔すら

めちゃくちゃ輝いて見える…




「お前、泳げないの?」


「…なっ……!!///

泳ごうと思えば泳げるけど…
……海は怖い」




うゎぁ、あたし

何言ってんの?


バカにされるに決まってるよ…




「……ぷっ…

可愛いなお前…」


「……ぇ…」




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