あぁ、また可愛くないことを……
あたし、顔も可愛くなければ
性格も可愛くない…
さすがに落ち込んで
俯いた。
水橋も、呆れたかな……
私は、チラッと
瞳だけを上に上げた。
その瞬間……
バシッ
「痛っ……!!!」
水橋にデコピンされた。
かなり痛い……
「俯いてる暇があったら
ホチキスでとめろよ。
俺、折ってはさむから」
「………っ…
う、うん…」
…よかった。
呆れてるワケじゃないみたい。
ちょっとだけ心が軽くなって
あたしはホチキスを握った。
パチ パチと、ホチキスの音と
紙がパラパラする音しか聞こえない資料室。
お互い、何を喋るワケでもなく
沈黙が続く。
「……ふぅ…疲れた…」
「ちょっと休むか」
気がつくと、もう
始めてから40分が経っていた。
携帯を見ると、1時近い。
あぁ、お腹空いたなぁ…
水橋は、肩を回している。
やっぱり、水橋も疲れてるんだ。
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