「……ねぇ…恭…」 恭の制服の裾を掴む。 止まってくれる恭。 「…李呼? 水橋くんと喧嘩した?」 「………」 うわ、言い当てられた。 あたしが黙っていると 「図星かよ」 と言って、アハハと笑った。 そんな恭と反対に あたしの目からは 涙が溢れた。 「………ぅっ…」 朝は、出なかったのに。 なんで……今… 「……ぅ…朱里っ…」 「李呼…」 朱里 朱里っ…… カナシイです。 サビシイです。 .