「うそっ!!
カラオケ、行きたかったなぁ」
「舞結ぅう……
ホントにごめんなさい。
あたしも行きたいよぅっ…」
女同士で抱き合う。
舞結はやっぱりいい人だっ!!!
コイツとは大違い!!!!
目の前で、抱き合うあたし達を見ているヤツを睨んだ。
「アンタ、コイツの友達？」
ｸﾞｲｯ
「きゃっ……」
いきなり水橋に引っ張られて
よろける。
舞結と離れてしまった。
「うん、『親友』だけど？」
ｷﾞｸｯ
舞結の声が怖い…
口元、笑ってないのに
笑ってるしっ……
……怒ってるょ…!!!
「へぇ……
コイツの…ねぇ」
じーーっ
「な、なにょ!!!///
見んなっ!!////」
なぜか見つめてくるコイツを
おもいっきり殴って
やりたくなった。
「………コイツ
そんなに可愛くないけど」
「「っ………!!!!!???」」
ガァァァァアアアン!!!!!!!!!
確かに……
可愛くないけどっ…
そんな直球は
ひど過ぎるょぅ……泣
