しかし先輩にこんな事しても、
笑って許されるくらい、ガラシャは異様に部活の先輩とは仲良しになってしまっている、ということが大変だ。
ガラシャを遠ざけにくくなってしまったのだ。
最近の先輩達の口癖は「ガラシャちゃん早く来ないかな」なので。
「ぐえっ!」
「あああっ安達くん!」
「安達~」
「何すか先輩きついっす」
「お前羨ましい妬ましい俺悔しい」
「だからって急に背後から抱き着かないでください」
「そうですよっ安達くん、先輩の体重に耐えきれずにブリッジしちゃってるじゃないですかあ!」
「うん安達が倒れてきたから俺も背中強打」
「そんなのどうでもいんで離してください」
「離してあげてくださいっ」
「ヒドイよ~このカップル」
「付き合ってないですってば」
「まだ言うか安達!お前の背骨なんか、崩壊してしまえ!」
「ぎゃあああああ!」
「いやあああ!安達くんっ!」
「ふはははははは」
「なんてヒドイの先輩!…っ、ブリッジしてる安達くんに更に後ろから抱きついたら背骨があ!」
「ぎゃあああ~」
こんな感じで、体育館外で騒いでいたため
ガラシャと俺の関係は“恋人”ということで目撃者(他の部活の人)に広がっていった。
