咲と亮


「あ、そりゃあね~。亮ちんは、自慢の息子です!

て、いう訳で。…もらったああ!」

「げっ!!!」

咲は俺のアイスティーを強奪した。
…半分以上のこってんだけど。


うみゃ~い。と呟きながら俺のアイスティーを飲み干す、
自称 俺の母親を見ながら、

「俺はお前の息子なんか、嫌だ。てか息子じゃねえし」

「くふふふ。…まず、息子じゃないっていう否定から入らないあたり、亮ちんクオリティだよね~」

「ああ言えば、こう言うし。…うぜえ~」

「うひゃひゃ~反抗期かい?息子よ」

なんてアホらしい会話してると、
林がまた目をキラキラさせて

「ねえねえ咲!」
「ん~?」
「それ、安達くんと間接キス~!」

きゃー!と、わざとらしく騒いだ。


「「………」」

俺と咲は、思わず
アイスティーのグラスにささるストローに注目。
ついでに思わず無言。