‡パルソナ‡ 隻眼の海賊




「ノエル……?」


ノエルの青い瞳を見て、はっきりとわかった。




コイツ、怒ってる…



「…俺は、お前に守られるためにこの旅についてきたんじゃねぇ。お前の護衛として旅についてきたんだ。それを忘れるな」



ノエルはそういうと、顎から手を離し、あたしをその場に置いて部屋に戻って行ってしまった。



あたしはというと、ただノエルの背中を見つめることしかできなかった。



その時に感じた風はいつもより冷たく、肌に突き刺さるように痛かった。






*************




「ハァ…」


あたしはハンモックの上で1人、ため息をつく。


隣のハンモックでは、フィリアが心地いい寝息をたてて眠っている。



あのあと、あたしは一応食堂に戻り、食事をとった。


でも、あたしにしてはいつもの半分も食べられなかったと思う。



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