犬みたいだな…
とあたしが思ってると
「ずいぶん長く寝とったんやね?」
とファイの隣に座ってるライオスが飲み物を片手に尋ねてきた。
「うん。なんかわかんねぇけど」
「まぁ、とにかく座りぃや。」
ライオスに自分の隣に座るよう勧められ、あたしは素直に座る。
向かいをチラッと見ると、ノエルが無言でテーブルに肘をついてどこか遠くを見つめていた。
ノエル、どうしたんだろ?
「ご主人、どうしたんすか?」
急にファイがパンを片手に声をかける
「え、いやッ!!なんでもない!!」
まさかノエルのことを考えてたとは言えないから、あたしはそうごまかし料理に手をつけた。
その瞬間、
ガタッ
ノエルが急に立ち上がった。
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