「あっ、あそこにいるよ。あんたのお仲間さん」
あたしはヤックの指差す方向を見てみる。
明らかに周りとは違うオーラを放っている集団が目に映った。
「あ、本当だ!!」
「ほら、さっさと行きなよ。あんたを待ってるよ」
「そうだな。ありがとう」
ヤックにそう礼を言うと、あたしは人混みを掻きわけ、あの目立つ集団へと向かう。
「みんなー!!」
「ご主人ッ!!」
あたしがそう声を上げると、いち早くファイが反応し、嬉しそうな笑みを浮かべ、派手に音を鳴らしてイスから立ち上がった。
ファイの向かいに座ってるレイはそんなファイを見て苦笑いを浮かべた。
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