あたしはヤックと部屋から出ると、ヤックの背中を追うように歩き始めた。 ギシギシと床が軋む音がする。 辺りはいつの間にか日が落ちていて、空には月や星が絶え間なく輝いていた。 「そういえば、フィリアは?」 「あぁ、あの女の子?それならもうとっくにサスティンさんが食堂に連れていったよ。」 「…なんで、あたし置いてけぼり?」 「あんた、何回起こしても起きなかったみたいだよ。だから僕が呼びに来たんじゃん」 「そ、そうか;」 そしてしばらく黙って歩いてると「着いたよ」とヤックが言った。 .