「すいません、この船は一体どこへ向かおうとしてるのでしょうか?」
「そ、そうっす!!俺たち、アフレイア大国に行きたいんすよ!!」
そう二人が言うと、船長はまた冷静にこう言った。
「向かってる所はない。ただ俺たちは"ある宝物"を探してる」
「"ある宝物"?」
なんだろう?
すげぇ気になる…
「じゃあ今どの方角に行ってんのかもわからんってことなん?」
「まぁ、そういうことだね。でも、羅針盤と地図があるからそのアフレイア大国に行ってあげてもいいけど?」
「本当か!?」
あたしはライオスの腕から離れると、船長を見上げた。
「ただし、条件がある。」
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