「怒るってことはそれなりに自覚あるんだな、アンタ。」
「なにぃいい!!!」
反論しようと口を開いた時、船長は手すりに足をかけ、二階から飛び下りた。
ストンと綺麗に着地し、あたしにもう一度目を向ける。
冷たい目。やっぱりあの目は苦手だ
「す、すいません!!俺が連れてきました!!でもコイツら、売り物になると思って…」
「それで俺の許可なしで船に入れたと?」
横目でヤックを見やる船長
その目にヤックは顔を青ざめ、ぶるぶると身を震わせた。
「二度とこんな真似はするな。もし同じようなことをしたら……わかってるな?」
「……はい」
そのヤックの返事に船長はハァと一息ため息をついた。
さっきの船長、すごい殺気を感じた。
コイツ、ただ者じゃないねぇな…
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