その声であたしの頭の寸前で短刀は止まった。 た、助かった; 額から嫌な冷や汗が流れる そして声のした方をゆっくり向くと、二階には肩につくぐらいの青い髪と眼帯をした青年が暇そうに頬杖をついていた。 だ、誰? 「ジン…;」 「ジ、ジン船長!?」 「え!!」 せ、せんちょうッッ!! あれがッ!? ヤックの予想外の言葉に驚くあたし。 たぶんあたしと対して歳変わんないと思うんだけど; あたしが船長をじっと見てると、視線に気づいたのか船長がこちらに目を向けた。 .