南を膝の上に座らせて、お互いに向き合うように抱き上げた 「せんせ…降ろして…」 「やだね。さ、何を隠してんの?」 南は真っ赤になって顔を横に振るだけ そんな言いたくない? 「お前…まさか…」 南の顔を見つめていたら浮かんできたのは佐藤の泣き顔 もしかして… 陵也とかいうヤツと何かあったのか? 「あ…あのね」 「お、おう」 一気に不安が広がる 何弱気になってんだよ 今さらだろ? 今さら…だよ 「その…ね?」 「うん?」