次の瞬間、私は先生の腕の中にいた


突然のことで抵抗することさえ出来なかった


「せ、先生っ!!ここ学校…」


「いいから。黙ってろ」


先生はさっきよりも強く抱きしめる


なんだかこんな風に抱きしめられたことがなくてすごく照れる


いつもなら『南ちゃ~ん』とか言ってヘラヘラしてんのに…


真剣な表情で見つめられたら…


「南…キスしたい」

「だ…ダメだよ…」


ここは学校


ここは準備室


ドア1枚が塞いでいるだけの危険な空間


「もう…5日も南にしてないんだぞ?そろそろ限界だよ」


そういえば正月以来に今日初めて会ったかも


「でも…誰かに…」


「いいから。あ…それともキスじゃたんないとか?」



で、でたぁ~!!


変態ヘラヘラ先生!!