素直にカエル3 ~先生と卒業式~





他の先生や生徒が起きる前に部屋に戻らなきゃだよね…


「なあ…?」


「ん?」



着がえて顔を洗っていると、先生が後ろから話しかけた



「昨日さ、福井先生…寝ぼけてたよな?」


「…うん。たぶん私だってわかってないと思うけど」



福井先生は悪気はないし、寝ぼけてたから相手が私とはわかってないはず



「そうだよな。さすがに南だとは思わないよな」


「でも福井先生って、あんな風に彼女に甘えるんだね。なんか意外だったな」



私が顔を拭きながら洗面所からでてくると、先生は肩を揺らして笑い出した



「な、何?!どっか変?」


「いや~!南やっぱ気づいてなかったか!」



先生ってば涙目になってる




一体何に?