素直にカエル3 ~先生と卒業式~




ようやくどさっと降ろされたのは、大きなベッドの上



「…オレがトイレに行ってる間に、まさか浮気とはなぁ」


「ち、違うよ!ね、寝てるのが先生だと…んっ!」



まだ話し終わってないのに、先生のキスで止められる



「オレはただ酔った福井先生を看病してただけなのに…福井先生ってば、オレの部屋で寝ちゃうんだもん」


「そ、そんなの知らな…きゃっ!」



先生はいきなり私を押し倒し、ジロリと上から睨む



「いくらなんでも…気づけよ…」



最初は怖かった先生の目が、今はすごく悲しそうに見えた



「…先生」


「はぁ…悪い」



先生は体を起こし、ベッドの縁に腰かける



「南は悪くないのにな…オレが子供なんだよ」


「先生…」



そりゃ福井先生に引っ張られてベッドに引きずりこまれたけど…



私がもっとはやく気づいてたらよかったんだ



「もう遅いから…寝ようか」



先生が立ち上がるのを止めるように、私は先生の背中に抱き着いた