「は、離して!!」


「充電してるから無理」



先生は私の髪をゆっくりと撫でながら、微かに笑った



私はなんだか恥ずかしくて、先生の胸に顔をうずめる



「先生…コーヒーの匂いがする」


「ん?ああ、この間こぼしたからな」



先生とのなにげない会話




なんだか嬉しいのは私だけかな



「南」


「ん?…んッ!」



顔を上げるのと同時に重なる唇



まだ学校なのに…




「可愛いな…」


「ばか」




先生のペースに溺れてしまう