私は、無意識に奏に電話をかけてた。 「もしもし、菜月?」 「奏っ………逢いたいっ………」 「菜月?今どこ?」 「………〇Х〇Х。」 「わかった。」 奏はすぐに来てくれた。 私は、すぐに抱きついた。 最初は戸惑ってた奏も、すぐ抱き締めてくれた。 「家に帰る?」 奏の問いかけに黙って、頷いた。 奏は何も聞かず家まで帰った。 家に帰っても、ただ抱き締めて一緒に寝てくれた。