(まもなく桜ヶ丘〜桜ヶ丘〜。)
「よしっ愛花いくよっ。」
「うん!」
美香と恋愛話をしていたら
いつの間にか駅についていた。
私たちは
歩いて学校まで向かった。
すると後ろから声が・・・。
「美香っ!」
「あー慧!」
美香がいきなり
ダッシュしてその声の主へと
抱きついた。
(・・・あの人は?)
「あっ。愛花っ私の彼氏の慧。」
「あっ彼氏さんかあ〜。」
その声の主は
美香の彼氏さんだった。
「慧っこの子はね、親友の森山愛花。」
「おっ親友かっ。
林田慧っす。よろしく!」
(へー美香の彼氏に会ったの初めてだ。よく話は聞いてたけど。)
「慧。ちょうど良かった!
あのね今、慧と私と愛花と
遊ぼうと思ってたの。
いいでしよ?」
「おう!いいぞ。」
「でね3人で半端になっちゃうから、バスケ部の仲間でもいいから誰か1人連れてきて?」
「あ〜?・・・ったくしゃーねな。
美香のたのみだもんな!」
「ありがとう!
慧だあいすきー。」
チュッ。
(へっ・・・・・・・・・・・・//!)
美香が彼氏さんに
キスをした。
私はいきなりの出来事に
恥ずかしながらも
放心状態になった。
「・・・・・・・・・//」
「愛花なに照れてんの〜。
これくらいでっ!恋愛経験ないもんねー愛花は!」
「愛花ちゃん?俺のことは慧って呼んでいーかんね。よろしく。」
そう言われた。
でも最初から呼び捨ては
抵抗があったので慧くんと
呼ぶことにした。
「慧くんよろしく。」
そして私と美香は
同じクラスだけど
慧くんとは違うクラスのため
ここでお別れ。
「慧ばいばいっ!」
「じゃーな。」
そうして私と美香は
教室へと向かった。

