「いやっ・・・やめて・・・っ!」
私の目の前にはにじんで見える男3人が被さっている。
その中の一人には愛しき人・・・。
「黙れ!うっせーぞ!」
「キャッ」
3人の中の1人。金髪の男の拳が頬に当たる。
生温かい、赤い液体が頬を伝う。
「つーか優、お前自分の女犯していいのかよ?w」
金髪男がニヤけながら優に言う。
「はー?何ww言いに決まってんじゃんかよww俺、コイツのことなんとも思ってねぇーしなー」
優の口からとんでもない言葉が吐き出る。
「なんとも思ってない」・・・。
その言葉が私の胸を痛ませる・・・。
『好きだ』って言ってくれたのは全部嘘なんだ・・・。
「さてと・・・」
優はチャックを開け、ズボンを下し自身を取り出した。
「やっ・・・」
私は優のソレから目をそらす。
優は私に容赦なく侵入してきた。
「いやぁ・・・っ・・・ん・・・っ」
激痛が走る。
「優!後で俺にもヤらせろよ!」
男2人が笑う。
「あぁ」
優は2人笑って答えた。
優の行為には愛を感じられなかった。
自分の欲望のまま動いてるだけの優・・・。
初めて1つになった時とは・・・
正反対だった。
涙と血が混じり口の中には変な味が広がっている。
「くっ・・・」
優はフィニッシュしたようだった。
「次は俺な?w」
そういい金髪男は私に侵入・・・。
もう何も考えられなかった。
名も知らない男に抱かれている自分・・・。
それを笑って見ている愛しき人・・・。
涙があふれて止まらない

私は白い世界へと深く呑み込まれていった。