「珍しいね、大剣を使う人なんて」
ニイナが腰に手をあてて言った。その言葉に眉の端がピクンとあがる。
俺は赤紫と黒を基調にした武骨なデザインの大剣を肩に担ぎ上げ、
「そぉか?なかなか使い勝手良かったりするんだぜ?」
剣を肩に担いだまま腰を低く落とすと、それに答えるようにニイナも身構えた。
「以前使っていた剣はヴァルハイドとの相討ちの戦いで壊れちまってね。この大剣はその戦いの時偶然ヴァルハイドの尻尾を切り落とせたのを材料としてんだ。イシュカはいつもできあがった武具は俺の転移魔方陣のとこに持ってきてくれんだ」
「へぇ。じゃあその剣を壊せたらヴァルハイドにも勝てるってことね?」
「……壊されたら困るんだがな。まあその心意気で来たほうがいいぜ」
「だからその上から目線がむかつく」
「負けず嫌いの性格か?俺も今度はちょっと本気出しちゃうから」
「むっかぁ~。あたしも本気だからね」
そう言って、ニイナが印を結ぼうとした時だった――
『グル゙ルォォォア゙アア!!!!』
右手の、ニイナから見て左手の木々の茂みから十数体の中型モンスターが現れた!
ニイナが腰に手をあてて言った。その言葉に眉の端がピクンとあがる。
俺は赤紫と黒を基調にした武骨なデザインの大剣を肩に担ぎ上げ、
「そぉか?なかなか使い勝手良かったりするんだぜ?」
剣を肩に担いだまま腰を低く落とすと、それに答えるようにニイナも身構えた。
「以前使っていた剣はヴァルハイドとの相討ちの戦いで壊れちまってね。この大剣はその戦いの時偶然ヴァルハイドの尻尾を切り落とせたのを材料としてんだ。イシュカはいつもできあがった武具は俺の転移魔方陣のとこに持ってきてくれんだ」
「へぇ。じゃあその剣を壊せたらヴァルハイドにも勝てるってことね?」
「……壊されたら困るんだがな。まあその心意気で来たほうがいいぜ」
「だからその上から目線がむかつく」
「負けず嫌いの性格か?俺も今度はちょっと本気出しちゃうから」
「むっかぁ~。あたしも本気だからね」
そう言って、ニイナが印を結ぼうとした時だった――
『グル゙ルォォォア゙アア!!!!』
右手の、ニイナから見て左手の木々の茂みから十数体の中型モンスターが現れた!

