大地が隆起しニイナの周りに無数の錐を成した土の鋒が展開した。
あわててそれを後ろに跳んで躱すが、思った以上の形成の速さと俺が勢いを付けすぎていたために躱しきれず右太股と右肩に二ヶ所ずつ軽傷を負ってしまった。
俺が態勢を立て直すのより早く、ニイナが第二波の魔法を発動した。
「我が言霊に答えよ精霊。
風鬼を冠す者、風陣を纏い、風藾が嘆く」
精霊が起こした、息をする事がしずらいほどの突風が俺の体を突き抜ける!
こりゃたまらん。
「『ボルカノン』!」
更に詠唱破棄による黒魔術の……詠唱破棄!?
「チッ……」
舌打ちをし、後方へ風にまかせに軽く跳躍した。風が強いので俺は広場の端っこの方まで飛んでしまったが、間髪入れずさっきまで俺がいた場所から真上に向かって火山の爆発のような火柱があがった。
ふいぃぃぃぃ、あぶないあぶない。
風で動きを止めてから『ボルカノン』と言う、火柱を地面から起こす魔法で仕留めるつもりだったのだろう。
普通の人間なら強風が吹けば“踏張る”という選択肢を真っ先に行うのを考慮しての連携だ。
お互いのキョリが離れた状態でもニイナが不機嫌な事が伝わってきた。
あわててそれを後ろに跳んで躱すが、思った以上の形成の速さと俺が勢いを付けすぎていたために躱しきれず右太股と右肩に二ヶ所ずつ軽傷を負ってしまった。
俺が態勢を立て直すのより早く、ニイナが第二波の魔法を発動した。
「我が言霊に答えよ精霊。
風鬼を冠す者、風陣を纏い、風藾が嘆く」
精霊が起こした、息をする事がしずらいほどの突風が俺の体を突き抜ける!
こりゃたまらん。
「『ボルカノン』!」
更に詠唱破棄による黒魔術の……詠唱破棄!?
「チッ……」
舌打ちをし、後方へ風にまかせに軽く跳躍した。風が強いので俺は広場の端っこの方まで飛んでしまったが、間髪入れずさっきまで俺がいた場所から真上に向かって火山の爆発のような火柱があがった。
ふいぃぃぃぃ、あぶないあぶない。
風で動きを止めてから『ボルカノン』と言う、火柱を地面から起こす魔法で仕留めるつもりだったのだろう。
普通の人間なら強風が吹けば“踏張る”という選択肢を真っ先に行うのを考慮しての連携だ。
お互いのキョリが離れた状態でもニイナが不機嫌な事が伝わってきた。

