「俺の実力は理解できたか?」
ニイナは両足を曲げて地面にペタンとなった状態で二回頷いた。
「俺達が相手にしようとしてるのは空の覇者だ。さっきから見てたら単発で魔法をうったり、ましてや俺が普通の人間だからって加減してるのかレベルの低い魔法ばっか。心構えがなっちゃいねぇんだよ!」
ニイナは黙って俺の話を聞いている。
頭をぼりぼりかいて俺は続けた。
「……戦闘は、相手の力量が未知数なんてのは至極当たり前。それでも勝ちたいってんなら端から全力でやらなきゃならねぇんだよ。
もう一度言う。死ぬ気でかかってこい」
「……やる気のない目をしたあなたが説教?あなたこそ、あたしを嘗めないでよね。本気で行くから、もう知らないよ」
ニイナがゆっくりと立ち上がり、素早く印を結びながら呪文を唱えはじめた。
見るからに先ほどと比べて発せられる空気が違う。
呪文を小声で詠唱しているので何をしでかすかわからん。いいねぇ、こういう雰囲気。好きだよ。相手が何しでかすかわからん状況とかワクワクしちまう。
迷えば負け……か。
えぇい!!先手必勝ぉぉぉぉう!
策はその場その場で考える!俺はニイナに向かって駆け出した。
一瞬にしてニイナの懐に飛び込み、喉に枝を当てようとすると、彼女がにやりと口の端を緩めた。あちゃ……まっず!!
「坤牙竟羅【こんがきょうら】」
再び“地”属性の印魔術を繰り出してきた!呪文詠唱はフェイク、本家の攻撃は印魔術のみか。
ニイナは両足を曲げて地面にペタンとなった状態で二回頷いた。
「俺達が相手にしようとしてるのは空の覇者だ。さっきから見てたら単発で魔法をうったり、ましてや俺が普通の人間だからって加減してるのかレベルの低い魔法ばっか。心構えがなっちゃいねぇんだよ!」
ニイナは黙って俺の話を聞いている。
頭をぼりぼりかいて俺は続けた。
「……戦闘は、相手の力量が未知数なんてのは至極当たり前。それでも勝ちたいってんなら端から全力でやらなきゃならねぇんだよ。
もう一度言う。死ぬ気でかかってこい」
「……やる気のない目をしたあなたが説教?あなたこそ、あたしを嘗めないでよね。本気で行くから、もう知らないよ」
ニイナがゆっくりと立ち上がり、素早く印を結びながら呪文を唱えはじめた。
見るからに先ほどと比べて発せられる空気が違う。
呪文を小声で詠唱しているので何をしでかすかわからん。いいねぇ、こういう雰囲気。好きだよ。相手が何しでかすかわからん状況とかワクワクしちまう。
迷えば負け……か。
えぇい!!先手必勝ぉぉぉぉう!
策はその場その場で考える!俺はニイナに向かって駆け出した。
一瞬にしてニイナの懐に飛び込み、喉に枝を当てようとすると、彼女がにやりと口の端を緩めた。あちゃ……まっず!!
「坤牙竟羅【こんがきょうら】」
再び“地”属性の印魔術を繰り出してきた!呪文詠唱はフェイク、本家の攻撃は印魔術のみか。

