デザートに手をつけ、食べ終わるころにはやる気のあったニイナの目はジト目に変わっていた。
呆れた視線を感じつつ、街を出て街道をしばらく歩き人気のない草原に入る。
ちなみにまだニイナの装備はさっきのままである。
ニイナの戦闘方法を見てから考える事にしたからだ。
「いよーし。“グーテの森”に行きますか。行った事ある?」
ニイナは首をふった。
「……じゃ、俺が転移魔法使うしかないな。やだなぁ、俺魔力が少ないから一回使うとしんどかったり日に何回もってわけにはいかないんだけど……まぁいいや」
言いながらも地面にギリギリ2人分運べる大きさの転移魔方陣を描いて行く。
この転移魔法は使う魔力が膨大も膨大。
魔方陣の大きさ、人数、距離に比例して使う魔力もあがっていく魔法なのだ。
それに、転移した先の様子などわからないので、もしもだいたいの勘で魔法を使ってしまうと
『うほぉぉぉぉ、家の壁にはさまってしまった』や『うまく転移しましたが後ろから来た馬車に曳かれました』等と情けない例もちらほら。
転移するなら必要最低限の魔方陣に、人気のいない場所へ!を心がけなければならない。
今回は人すらいない魔境なのでその心配はないが一度行った事がありだいたいの場所を把握している俺が転移を行う事にした。
「よし、でけた。ニイナも魔方陣の中に入んな」
ニイナがピョンと魔方陣の中に入ってくる。
「『テンペスト』!」
描いた魔方陣に手を添えて魔力を注ぎ込む事で一瞬のうちに2人の体が光で包まれた。
そして足元に地面の感覚がなくなり――……気がつけば目の前に異様な雰囲気を漂わせた樹海が拡がっている。
「ここが……」
ニイナが小さく漏らし息をのむ音が聞こえた。
「はい到着ぅ~。早速中に入りますか。モンスターには気をつけた方がいいぜ。けっこう強いのがそろってるから」
スタスタと無造作に森の中へと歩いていく俺の後をニイナは一瞬躊躇したが、決意したようにてくてくと着いてきた。
呆れた視線を感じつつ、街を出て街道をしばらく歩き人気のない草原に入る。
ちなみにまだニイナの装備はさっきのままである。
ニイナの戦闘方法を見てから考える事にしたからだ。
「いよーし。“グーテの森”に行きますか。行った事ある?」
ニイナは首をふった。
「……じゃ、俺が転移魔法使うしかないな。やだなぁ、俺魔力が少ないから一回使うとしんどかったり日に何回もってわけにはいかないんだけど……まぁいいや」
言いながらも地面にギリギリ2人分運べる大きさの転移魔方陣を描いて行く。
この転移魔法は使う魔力が膨大も膨大。
魔方陣の大きさ、人数、距離に比例して使う魔力もあがっていく魔法なのだ。
それに、転移した先の様子などわからないので、もしもだいたいの勘で魔法を使ってしまうと
『うほぉぉぉぉ、家の壁にはさまってしまった』や『うまく転移しましたが後ろから来た馬車に曳かれました』等と情けない例もちらほら。
転移するなら必要最低限の魔方陣に、人気のいない場所へ!を心がけなければならない。
今回は人すらいない魔境なのでその心配はないが一度行った事がありだいたいの場所を把握している俺が転移を行う事にした。
「よし、でけた。ニイナも魔方陣の中に入んな」
ニイナがピョンと魔方陣の中に入ってくる。
「『テンペスト』!」
描いた魔方陣に手を添えて魔力を注ぎ込む事で一瞬のうちに2人の体が光で包まれた。
そして足元に地面の感覚がなくなり――……気がつけば目の前に異様な雰囲気を漂わせた樹海が拡がっている。
「ここが……」
ニイナが小さく漏らし息をのむ音が聞こえた。
「はい到着ぅ~。早速中に入りますか。モンスターには気をつけた方がいいぜ。けっこう強いのがそろってるから」
スタスタと無造作に森の中へと歩いていく俺の後をニイナは一瞬躊躇したが、決意したようにてくてくと着いてきた。

