【完】卒業と出会い

「学…あたしと今日会ったばっかりだよね?なんで好きなの?」




信じられない、という顔で尋ねてくる風見。



風見、信じて。



だけど…笑うなよ、本当のことを言っても。




「ああ?んなの、知らねーよ!ただ…朝お前が俺の肩に触れた時、よくわかんねぇけどすげぇドキドキした。これって恋だろ?」





すると風見は怪訝そうに眉をひそめた。




『さっきから言葉遣い悪いわよ!!』



そう言って風見に触られた感触がまだ肩に残っている。



…そのときの心臓の音も。