でも先生は足が速くて、あたしたちはすぐに捕まった。



「先生〜速いよ〜!!」



あたしがそう頬を膨らますと、先生は笑いながら「ごめんな」と頭を撫でてくれた。



冴子と由梨は、「ずるい!」って言ってあたしの背中を叩いた。



先生は生徒にとって、すごく特別な存在。



それは、今までもこれからも変わらない。




本当に先生が担任でよかった。




さて、そろそろあたしの告白タイムかな…。



頑張らないと。