「あ、そろそろ休憩時間終わりじゃない?」

「あっほんとだ!みんなー早く席つけー」


先生は前へ戻って行った。


「…助けてくれてありがとう、恵美ちゃん。」

「未来ってさ、雪先生のこと好きでしょ。」

「え!?そんなことないよ!」

「そ~かな~私にはそおいうふうにしか見えないけどなぁ。」

「気のせいだって。」

「こら、そこ。もう休憩時間終わったぞ~」


あたしたちはあわてて勉強を始める。

そしてあたしはちらりと先生を見ていた。