【キミの心の心を聞かせて】
ずっと 1人きりだと思ってた。
味方なんて誰もいないと
誰もあたしに気づいてくれないと
心ない人達の言葉の刃で、傷つけられた心を1人抱きしめたまま
太陽の光さえ届かない真っ暗な闇に包まれた世界の片隅で
あたしは1人膝を抱えて
声にならないSOSを叫んでいたんだ…
どれだけ泣いた分からない
どれだけ叫んだか分からない
『誰かあたしに気づいて』と
1人じゃ辛いくせに
1人じゃ寂しいくせに
素直になれなくて強がることしか知らないあたしは
心の奥に作った部屋の中に飛び込んで、誰にも聞こえない叫び声を上げて泣いていたんだ…。
だけど、突然、その部屋のドアをノックされて
戸惑いながら少しだけ開けたドアの向こう側から
キミの明るい笑顔が飛び込んできて
戸惑ったあたしは、ドアを閉めようとしたけど
眩しく笑うキミの笑顔に
あたしはいつしかドアを閉める事をやめたんだ。
そしたら目の前が明るくなって
「キミの心の声を聞かせて」とキミが言ったんだ。