「ヨッシー!?どうして!?」
思わず2人の間に割って入ろうとするあたしをシュンが止めた。
「シュン!?どうして!?」
「大丈夫だって、とにかく黙って見てろって」
そうシュンが言った後、もう一発ヨッシーが雄大の頬を平手打ちする音が響いた。
「止めてよ!!ヨッシー!!」
「いいって!!俺が悪いんだよ。手、出した俺が悪いって」
雄大が苦笑いして明るく言った。
「どうしてよ!?ヨッシー!!なんで雄大を叩くの!?だって雄大は、あたしのせいで!!」
「別にお前のせいじゃない。そんな事は誰だって知ってるし、俺だって腹が立った」
今まで見たことないヨッシーが目の前にいた。

