「もう、大丈夫だから」 雄大の大きくてあったかい手が、あたしの頭をギコチナク、ゆっくりと優しく撫でてくれている。 “守られている” そう感じた…。 「だから言っただろう?雄大は大丈夫だって」 シュンの声が聞こえてきて雄大の腕の中から涙を溢れ出す涙を拭きながら顔を覗かせてみると 「そうだ。喧嘩っぱやいコイツが悪いんだよ」 いつの間にかいたヨッシーが苦笑いしていた。 「そうだよ、お前、全然成長してねぇな」 呆れた口調で、そう言ったのは、顧問の佐伯先生だった。