一週間後、自分の気持ちに蓋をしたまま雄大先輩といつものように笑うあたし。 部室で、みんなとバンドの練習をしていたら 「ヤッホー久しぶり」 明るい女性の声が聞こえてきた。 振り返ると、腰まである綺麗な髪に、透き通るような肌。 大きくて栗色の瞳。 綺麗な人…。 誰なんだろう? ボーと、見とれていたら 「恭子さん!」 嬉しそうな顔で駆け寄る雄大先輩の顔。 チクンと心臓が痛んだ。