嫌な予感は当たるんだと実感した次の日の昼休み。
「ちょっと、いい?」
教室の窓からでボーと空を眺めてたら…早速、呼び出された…。
「なんですか?」
「ちょっと、一緒に来てよ」
知らない女の先輩5人。見るからに先輩達絡み。
この様子を、クスクス笑いながら見てる高津洋子達。
高津洋子から呼び出されないと思ってたら
今度はこれか…。
言われるまま付いて行った場所は、誰もいない校舎裏。
「あんたさ、どうやったの?」
「なにをですか?」
「どうやって【prism】に入ったのって聞いてんだよ」
あぁ…敵意剥き出しで来られてしまった。
あたしって、そういう星の下に生まれたのかな?
疲れるよ。ホント…。