春夏秋冬


「分かったあ、またねん♪」


俺の表情を見かねてか、


俺の帰宅を止める事はしなかった。


さっきまでの無理やりな


笑顔とは裏腹に、とびっきりの


笑顔で手を振って見せた。


その笑顔に少し安心して、