「ん、じゃあそろそろ帰るわ。」 素っ気無く適当に別れを告げる。 帰っても用事など無いというのに。 期待を抱かせないために・・・ 読みたかった本は藍によって 読む気を失い、嫌な過去の話を 思い出した事でいつもの俺に戻っていく。