春夏秋冬


それでも、普通の店よりは静かなため、


周りの客からの視線はうるさいと物語っていた。


藍とは気が合わない訳では無いが、


何となく苦手な人種だった。


だからこそ、期待を抱き、


来る筈の無いあの人を心の奥底で


待っていた自分に腹が立った。