春夏秋冬


そんな事を考えながら時間を潰して帰る。


・・・予定だった。


「かっずやぁ~!!」


どこからか聞こえてくる甘ったるい声。


その声が聞こえてきた方を見ると、


入口で手を振って騒いでいる藍がいた。


ここが図書室じゃなくて良かったと思う。