春夏秋冬


「藍、良かったねっ!」


藍の後ろにいたグループの一人が慰めの声を掛ける。


「うんっ!!」


その声に反応し、顔を赤らめて嬉しそうに頷いた。


・・・全然違うな、あの子と。


「もういい?」


もういい加減面倒くさくなって、苛立ちを見せる。