春夏秋冬


そのままこっちに向かって来る。


「あのっ!!この前はすみませんでしたっ。」


千華と呼ばれる女の子は、


そう言って勢い良く頭を下げた。


また教室のど真ん中で目立っちゃってる。


「え・・・何が?」


「あっ・・・えーと、この人は私の彼氏で、この前の勘違いは私のせいなんです。」